武蔵野市境の小児科
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MR(麻疹・風疹)ワクチンの2期の接種に合わせて3種混合ワクチンを接種しましょう!

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小学校入学後の百日咳の患者さんが増えています。

4種混合(百日咳、ジフテリア、トキソイド、ポリオ)は、1歳半までに定期接種で4回接種済みとなっています。
しかし、それでは、小学校入学時頃には百日咳の抗体価が下がり、百日咳にかかりやすくなってしまうことが解ってきました。
ところが、4種混合は5回目を接種できないのです。

そのため、日本小児科学会は、3種混合(百日咳、ジフテリア、トキソイド)+不活化ポリオ接種を推奨するようになってきました。
つまり、小学校入学前に、再度、3種混合(百日咳、ジフテリア、トキソイド)+不活化ポリオ接種を受けるということです。

3種混合と不活化ポリオの第1期定期接種(生後3カ月以上7歳6カ月未満)について、予防接種法に基づき、1歳までに3回の接種を3~8週間隔で実施し、追加接種(4回目)は3回目から6カ月以上(標準的には12~18カ月)空けて実施します。。

これに加え、就学前児の百日咳抗体価が低下している状況を考慮し、学童期以降の百日咳予防を目的とした3種混合の就学前(5歳以上7歳未満)の任意接種が推奨されます。不活化ポリオについても、抗体価が減衰する前に就学前の任意接種を推奨しています。

2種混合の定期接種(11~12歳)では、代わりに3種混合を用いることもできます。こちらは自費となります。

詳しくは、医師または看護師にお尋ねください。

https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=10475